これからお子さんが小学校受験に臨むという段階にある保護者の方にとっては、とても気をもむ日々が続くものと考えられます。もちろん受験に勝ち抜くためには単純に高い学力だけではなく、さまざまな観点で、他のライバルとの差を感じさせるポイントをおさえていかなければなりません。逆に言えば、受験生の中で何か光る存在となることによって、勝ち抜くことができる可能性を高めていくことができるのです。それにはお子さん自身の努力だけでなく、保護者の方の大きな力添えが必要となります。中学校や高校の受験と違って、小学校の場合にはお子さんの学力面だけではなく、家庭環境や保護者の教育方針も大きく影響するのです。小学校側から見て、この保護者なら大丈夫だという印象をあたえることもきわめて重要なのです。

保護者としての明確な教育方針を持っていること

中学校や高等学校とは違い、小学校の先生にとっては、お子さんの学力や性格だけではなく保護者の資質という目に見えにくいポイントが判断材料の大きなウエイトを占めます。それは自分の子供に対してどのような教育方針をもって接しているかということです。小学校受験の場合には親子面接の実施がありますので、その際に面接を行う先生にはきちんと教育方針をお伝えするということが重要です。もちろん、その小学校の教育理念に沿った形の方針であれば言うことはないのですが、どのような小学校にとっても、好感度の高い教育方針というものもあります。それが「自主性の尊重」や「自立心の醸成」などであり、これからの社会を生き抜くための力です。学力面の向上に関する方針については言わずもがなですが、それにプラスする明確な教育方針をもって家庭教育にあたっていることが大きなアピールポイントとなるでしょう。

子供の根底にある品の良さと伸び代が感じられるように

私立小学校においては発達段階に応じた学力の向上カリキュラムが綿密に練られておりますので、入学試験に関する学力点は一つの参考程度に留めることも多いものです。その子が入学後にどの程度の成長をしていくのかを図る指標とはなりますが、試験の時点での学力点の高さは伸び代の大きさと比較するとそれほど重要度は高くないものと考えている小学校が多く見られます。そこで重要なポイントが、お子さんの持っている品の良さとなります。ここでの「品」とは、一般的な「育ちの良さ」とも言い換えることができます。それも、経済的に裕福であるかどうかの育ちではなく、根底にあるものが重視されます。公徳心や思いやり、向上心の高さや謙虚な姿勢、年長者に対する敬意の示し方など、面接にあたっては様々な観点をチェックされるものと考えて良いでしょう。常日頃から親子ともども立ち振舞い方には十分に意識して置くことが重要であるといえます。